ウクライナ戦争による影響について
| 納期の延期と価格高騰
新型コロナウイルスの影響とウクライナ戦争の影響で現在ヨーロッパをメインに全世界で製造ライン・輸送ラインが混雑しており、すべての暖炉・薪ストーブ・アクセサリーの納期が大幅に延びております。現在の納期の目安はご発注いただいてから約7~8カ月(※)でございます。 (※)ご発注までに設計FIX、弊社とのお打合せFIX(2カ月程度)が前提条件となります。
また、同様の影響による鉄鋼供給不足およびFuel Surcharge/ War risk surchargeが高騰しているため、従来よりお見積り金額が高くなっております。見積もり有効期限も2週間とさせていただいております。何卒ご了承ください。
ご依頼について
1. ご注文から施工、納品までの流れ・納期について
1 商品の選定:お気に入りの一品が見つかるまでお手伝いいたします。
お問い合わせフォームまたはメールにてご要望をお伝えください。
2 金額・性能についての確認:お客様の要求性能とご予算に合った一品をお探しします。
平面図・断面図・断面詳細図等、詳細情報をお送りください。概算お見積りいたします。
3 承認図への同意・署名捺印:お客様と担当者で設計内容の確認をさせていただきます。
納まりの確認、決定したサイズを元に御見積書提出、問題なければご発注いただく。メーカー承認図作成開始(約3~4週間)
(発注書、請書等やりとり、取引先登録等の事務手続き、等)(夏季冬季休暇各3週間は含まず)
4 ※ご入金:頭金(本体価格の50%)もしくは全額を事前にお支払いいただきます。
入金確認後、オーダーをかけ、暖炉製作開始(約15週間)(夏季冬季休暇各3週間は含まず)
5 出荷(基本船便での輸送輸入)→ 日本着(約8週間)
6 納品・設置工事:ご都合に合わせ納品・工事に入ります。
現場にて弊社施工(屋根仕込み、煙突取付、暖炉本体取付工事で2~3期に分けて施工予定)
7 ※ご入金:残金(ある場合)をお支払いいただきます。(施工完了後、弊社よりご請求)
2. お見積りの相場について
正確な見積り金額には詳細な図面を要します。図面データ(PDFでもDXFでも結構です)をお送りください。
「建物全体の平面図」「断面詳細図(なければ断面図)」(あれば立面図・屋根断面詳細図)が必要です。
(断面形状により金額が大幅に変わるため)
◇ 概算金額について
本体のみの価格であればGYROFOCUSでおおよそ約400万円です。
(材料高騰の影響で7月からさらに価格変更がございました。「おおよそ」であることご留意願います)
本体『以外』に必要な部材、施工費 等は以下の通りです。
1)屋根内部支持部材費
2)本体以外の断熱煙突費
3)屋根貫通部材費
4)施工費、諸費用
こちらは変動が多いため、本体決定後、いただいた図面をもとに、屋根貫通部詳細ご相談の上、再度改めてお見積りいたします。
3. 計画段階、設計段階で留意していただくこと
建物が木造の場合、埋め込み暖炉には火気設備届出(広域消防団)が必要となります。
御社の方で担当部署にご確認をお願いいたします。
※施工地の暖炉の設置基準(地域によって異なる)に対し、設計仕様が認められるかの確認です。消防の許可が下りなければ施工ができません。
◇ 設計時の注意事項
1)暖炉開口前ステージ:不燃下地+不燃仕上げ
2)炉開口周り壁 :LGS+不燃下地+不燃仕上げ
3)燃焼用新鮮空気F/A :Φ175スパイラルダクト(不燃断熱)横引きは4.5mまで、エルボは2個程度まで。
4)室内空気サーキュレーション:Φ150x2以上の面積の吸い込み口、Φ150x2以上の面積の吐き出し口を確保
5)納期 :図面承認後、ご発注頂いてから約6~7カ月(欧州から東京港または大阪港まで(通関含む))
◇ その他の注意事項等
・仕上げ素材はすべて不燃材でのご設計をお願いしております。 ※建築工事
・暖炉の周囲800mm以内に可燃物(カーテンやソファなど)を設置しないこと
・建築基準法施工例第115条(建築物に設ける煙突、離隔距離)についてを再度ご確認願います。
・設置にあたっては基準法のほか、設置場所自治体の消防法も遵守願います。
4. お支払いについて
お支払いは現金を口座振込にてお願いしております。(手形やクレジット決済は受け付けておりません)請求書をお送りいたしますので、翌月末までにお支払いください。
5. これまでの設計施工させていただいた事例の一部
メタルファイア社製暖炉 | MF1050-75 WHE 1S
特注ケローサウナ | KELO材、sauna stove : Tulikivi / 3P-200V-8.7kW
特注暖炉 | 天の里
特注ガスオブジェ
Contura社製 薪ストーブ |
よくあるご質問
1. 暖炉と薪ストーブの違いについて
「暖 炉」:扉やガラスのない開放型燃焼をするもの、壁に埋め込んで使用するものが一昔前。
昨今は高気密住宅向けの熱効率が高い、スライド式ガラスドア付きのものが人気です。
「薪ストーブ」: 一般的に扉のある閉鎖型燃焼
どちらも薪をくべて炎を味わうという点は共通していますが、以下に特徴を記載いたします。 それぞれの魅力があります。
「暖炉」(focus、metalfireなど)は、お部屋のインテリアに合わせてシンボリックなfocus社製暖炉を選んだり、
壁に埋め込み本体の周りをどう化粧するか意匠でデザインできるmetalfire社製暖炉を選んだりすることができます。
また、多くの機種がモダンなデザインで、炉の中で揺れる炎と、パチパチという薪のはぜる音を存分にお楽しみいただけます。
「薪ストーブ」(dovre、conturaなど)は、本体が露出しており、炎の熱が放熱されるので、暖房効果が期待できます。
中でも鋳物製ストーブは高い蓄熱性を持っております。
熱効率だけで考えると、薪ストーブ > 薪暖炉 です。
ただ、高効率暖炉が次々と開発されていますので、一概には断言できなくなっております。
1)基本的なことについて
「暖炉」には扉がないものの方が多く、逆に「薪ストーブ」は扉がついているものの方が一般的です。
そのため、暖炉のほうが薪の燃える音やにおいを直接感じることができます。
ただ、小さいお子さんやペットがいる家庭では、暖炉は炎が生活空間に露出しますので、
注意が必要です。管轄の消防にもよりますが、暖炉の前にスクリーンの設置が必要になります。
(ストーブも暖炉も御社にて管轄の消防への相談・申請も必要です)
ともに本体重量がかなりありますので、床の強度なども考慮する必要があります。
(1m以内に可燃物を置かない、という規定もございます)
1階に設置で、上階がある場合、煙突が通りますので、煙道を確保する必要もあります。
煙突本体および周辺は高温になります。断熱処理は行いますが、十分なスペースを確保してご設計願います。
2)暖められる範囲について
focus社製暖炉や、薪ストーブは大変熱効率が良いと言われております。
輻射熱によって居室全体を温めることができます。
(設置階は1階なのに、上の階まで暖かくなった!というお客様もいらっしゃいます)
3)メンテナンスについて
暖炉も薪ストーブも煙突があり、ともにメンテナンスが必要です。
メンテナンスの主項目である煙突掃除は、定期的に(最低でも年に1回)行う必要があります。
これは設置後、オーナーさん自ら、業者に定期的に依頼していただきます。
薪を燃やすことで煙道内部に蓄積するクレオソートは低温でも着火するため、
メンテナンスを怠り、蓄積させると「煙道火災」を引き起こしやすく、大変危険です。
暖炉・薪ストーブの設置をされるのであれば必須事項なのでご留意ください。
4)暖炉の例
▽ focus社製暖炉 ▽ metalfire社製暖炉
5)薪ストーブの例
▽ Dovre シリーズ ▽ Contura シリーズ ▽ Pecan oven シリーズ
6)金額について
煙突長さや仕様により大きく異なりますが、 暖炉>>>薪ストーブ です。
focus社製暖炉やmetalfire社製暖炉は一般的なdovreなどの薪ストーブと比較すると3倍以上のコストがかかります。
ですから暖炉はご予算に余裕のある方が選択される傾向にあります。
逆にストーブは十分な暖房機能を備えつつ暖炉に比べると
リーズナブルに設置していただくことができますので幅広いお客さまにご利用いただいております。
2. ガス暖炉、ガスオブジェについて
ガス暖炉、ガスオブジェは薪を使わずにガスの燃焼のみで人工的に暖炉や薪ストーブのような炎を生み出します。
従来は火を焚けない場所に暖炉を設置したい方などに、オーダーメイドで個人宅にも、別荘にも、レストランやショップにも
多種多様にお使いいただいておりましたが、イニシャルコストやランニングコスト、安全性、施工性などを考慮しますと、
近年開発されたエタノール暖炉や2022年にfocus社が発表したホログラフィック暖炉の方が断然優れております。
よって、ガス暖炉やガスオブジェのお取り扱いは弊社では積極的に行っておりません。
3. メンテナンスについて
煙突掃除とメンテナンスは、薪ストーブや暖炉には必要不可欠です。
はじめて薪ストーブ・暖炉を触る方は、少しでも不安のある方はメンテナンスは専門家へ依頼するようにしてください。
メンテナンスは年1回
メンテナンスを怠ると燃焼効率が下がり、暖炉・薪ストーブ本来の性能が
発揮できないばかりか、火災を引き起こす可能性があります。
大変危険です。必ず少なくとも年1回はメンテナンスを依頼しましょう。
次の冬を迎える準備は
オフシーズンに。
メンテナンスは4~5月,10月に
受け付けております。
▽ 煙突のお手入れ
高所作業を伴い、危険でもあるので専門家への依頼をおすすめします。
ご自分でトライする方は煙突掃除棒やドライバー、はしごなどが必要です。そして、命綱を忘れずに!!!
▽ 本体のお手入れ| 表面・ドアガラス・クッキンググリドルなどのお手入れ(不織布で優しく)
ご使用によって発生する本体表面のすすやさび、割れの補修を行うことでより長くお使いいただけます。
| 空気取り入れ口の点検
燃焼には適正な吸気・排気が大切。点検と調整は専門家に。
| 触媒・二次燃焼室の点検、交換
触媒式の薪ストーブをご利用の場合、煙はほぼ無色透明で、すすの排出も少量です。
色がついた煙が多く出る場合には点検や交換が必要になります。
触媒式でない場合でも、煙が充満したり黒い煙が出ているなら要注意。こちらも専門家に相談。
| 各部品の点検、交換
ご利用状況によっては部品が老朽化する場合もございます。部品交換は専門家に相談しましょう。
会社概要
| 西宮夙川ショールーム統廃合のお知らせ
長きにわたり、夙川沿いの西宮市南越木岩町(苦楽園口駅)にてショールームをさせていただいておりましたが、
大変ありがたいことに、海外事業のお引き合いを多く頂戴し、暖PLUSは、focus・metalfire事業部門強化のため、サウスオフィスに事業拠点を移転・統合する運びとなりました。
事務所移転に伴い、南越木岩町のショールームはクローズし、10月1日 より新事務所にて営業しております。
お客様にはご不便をおかけし誠に申し訳ございませんが、
弊社一同、より一層の技術力およびサービス向上に努めてまいります。今後とも暖PLUSをよろしくお願い申し上げます。
| 登記情報
商 号 株式会社 暖PLUS (ダンプラス)
設 立 年 月 日 2011年8月1日
資 本 金 ¥3,000,000
代 表 者 山本 博美
所 在 地 〒595-0025 大阪府泉大津市旭町 18-2 ALZAR TOWERS G-501
T E L / F A X 0725-92-8843 / 0725-92-8834
業 務 内 容 暖炉・薪ストーブ・特注サウナ 温熱環境の設計施工販売
取 引 銀 行 三井住友銀行、池田泉州銀行
取扱メーカー focus社(フランス)、metalfire社(ベルギー)、株式会社メトス
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